寄稿: 越崎 健司 |
| 3月22日(土) ベンゲルデンー期待外れの市 クサールハダッダー期待外れのクサール | |
ベンゲルデンはリビア国境近くの町であり毎週土曜日に市が開かれる。そういった 市は今まで2回(ドゥーズ、タタウィン)期待外れだったが、今回こそリビアから来 たおもしろいものがあることを期待した。市のある場所に行くと結構広くて店もかな り出ている。金持ちっぽい人が結構いる。この人達はきっとリビアから来た金持ちだ 、やっとおもしろい市に出会えた、そう思った。ところが・・・。実はこの市はリビ アとは無関係。みんなチュニジア人。有名なのであちこちから人が来るらしい。しか も、売っているのは服、時計、皿などでたいしたものはなく、しかも中国製、インド ネシア製、トルコ製・・・。チュニジア製やリビア製のものなんて見あたらない。私 にとってはちゃっちいものばかりなのに、みんな熱心に見ている。この国ではこうい った外国から来たものが珍重されているのだろうか。結局これで3回目の市だったが 、どれも期待していたおもしろいものは売っていなかった。 そこからクサールハダッダに行った。ここではクサールに泊まることができるし、 町の名前に「クサール」が入っているので、ここに来れば立派なクサールが見られる と思ったのだ。ところが、バスで来てみるとなぜか今までと違い岩山ではなく平地だ 。クサールはホテルのものしかみつからない。そこで近くの民家に行って聞いてみる と、「この町のクサールはホテルのだけ。」と言う。冗談じゃない。そんなホテル用 に作りなおされたものしかないなら俺は一体なんのためにここに来たんだ。すると、 「クサールハダッダに泊まるの?」と聞かれた。「いや、タタウィンに帰ります。」 「それは無理。この町にはルアージュはないし今日はもうバスもないもの。」へっ? 俺、帰れないの?・・・・・・。やってしまった・・・。私が困っていると、彼らは 他の人に聞いてくれ、6時に近くの町ゴムラーセン行きのバスがあることがわかった 。ゴムラーセンからならタタウィンに行く方法がみつかるかもしれないそうだ。ホテ ルのクサールは修復され白く色が塗られていて、かつてクサールがどういう形をして いたのかを知るには良かったが、いかんせん規模が小さくすぐに見終わってしまった 。バスは私をはらはらさせたあげくに30分遅れでやってきた。ゴムラーセンからはタ タウィンまでバスがあり、タタウィンに戻ることができた。もう、交通のことで苦労 するのはうんざりだ。 チュニジア旅行時、1TD(チュニジアンディナール)≒ 113円 、$1≒ 124円。時差 は8時間。 次へ |
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