寄稿: 越崎 健司 |
| 3月25日(火) アインドラハムー美しい緑の高原、ブカリ家の人々との出会い | |
アエロフロートのオフィスに行くとリコンファームはなんの問題もなく済んだ。英 語での抗議を想定して身構えていたので、あまりにあっけなくて拍子抜けしてしまっ た。だったら、頼むから電話でもしっかりやってくれ。おかげで旅の計画が台無しで はないか。結局一気にチュニジア北部まで来てしまったので、北部の高原の町アイン ドラハムに行くことにした。 列車に乗ってすぐに景色が変わった。町の建物がいつの間にか美しい緑の丘になっ ている。実に美しい。昨日まで砂と土と岩の世界にいた私にとって、今ではその緑の 世界が異世界であった。ルアージュに乗り換えて山の道路を走っていくとしばらくし て山間にアインドラハムの町が見えてきた。アインドラハムはまさに高原である。空 気はきれいで風は涼しく、煉瓦色の屋根の家々が並んでいる。よくスイスにたとえら れるそうだが、それには納得がいく。実に気持ちのいい場所だ。 父親がTourist informationで働いているという女の子(ネジュラ)と知り合い、 彼女とTourist informationに行くと、すでに閉まっている。すると、彼女は私を自 分の家(ブカリ家)に連れていってくれて、彼女の父親に旅の情報を聞いたりその家 族の人達と話すことができた。さらに、ネジュラのお父さんと弟(カリム)、親戚の 男の子2人が私を山に連れていってくれることになった。もう夕方ではあったが、そ こからは緑に包まれた町の家々を見渡すことができた。なんて心地良いんだろう。南 部の砂漠で仲良くなった人達には申し訳ないが、やはり自然に恵まれた国日本に生ま れ育った私にとっては、この緑多き場所の方が砂漠よりも何倍も居心地が良かった。 ホテルチェック:Maison des jeunes(ユースホステル) 4TD(450円)、相部屋 初日の10人部屋はあまりきれいでないしシャワーもなくイヤだ った。2日目に移された2人部屋は建物も変わり、一変してきれいでトイレも付き、 建物の中にシャワーがあって良かった。私は2日とも大学生だという人と2人で相部 屋だった。どの部屋になるかは運次第だが、この町には他に安宿がないことを考える と利用価値は高いだろう。 チュニジア旅行時、1TD(チュニジアンディナール)≒ 113円 、$1≒ 124円。時差 は8時間。 次へ |
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