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地下鉄の売店を探していたら、愛知県長久手町のここに辿り着きました。
普通の空き地に何気なく置いてあって、見つけた時には感動すらありました。誰も柳デザインのものとは気づかないような扱いで、中には農機具が入っていておそらく地元住民の人が物置として使っているんだと思います。
写真のようにボロボロで「駅構内や車内の美化にご協力ください」の文字など哀愁を感じました。開けたらフタが2段階にスライドして(バネ仕掛けは壊れてましたが)中には売店らしい棚などがありました。実際に見て始めて横に入口があることに気づきました。高さ1mぐらいで売店のおばちゃんしか入れないようなものでした。
1973年に作られたとは思えないような、このミニマムなデザインが好きな人は沢山いるはず。僕も持ち帰って修理したい気持ちになりました。ドアに「名古屋市交通局・・・」とあるので名古屋の地下鉄で売店として働いた後、何らかの理由でここに来て余生を静かに過ごしているのではないかと思います。この飾らない威張らない溶け込み具合がデザインの真骨頂であるように感じました。
(写真/レポート 赤津理)
※名古屋の地下鉄にあったキオスクは全部撤去されてしまったそうです。(スタッフ)
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