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歩道橋は主に、駐車場からイズミヤ、ダイエー、その他小規模店舗が一体となった、 駅前の『くずはモール(だったと思う)』へのアクセスに利用されているようです。写真を撮りに行った日は日曜ということもあり、人通りも多く、歩道橋上の人の流れが絶える事はほとんどないような状況でした。
外観は、これまでに幾度か塗かえられているのか、『デザイン』の本の写真で見る塗装色とは異なり(*1)、一般的な歩道橋の色とおそらく同色に変わっています。細部はさすがに老朽化で錆びが激しいですが、構造的には問題なさそうで、しっかりした印象です。アーチ型の構造体はセンターポール1本と、両サイドの4点で支えられています。両側に大きく育った樟(くす)の木(くずは<樟葉>)で、昔のように遠くから全貌を見る事はできません。
階段は、北側、南側で違ったアクセス。上り口が、歩道と平行にある南側(駐車場内)に2箇所と歩道に体して直角にある北側に2箇所です。上って踊り場に立つと、アーチ型ゆえの橋梁のふくらみを実感させられます。「太鼓橋」まではいきませんが、それに近い印象です。
踊り場から数段の「小さな階段」を上ると、徐々に視界が広がり、そこがまず気持ちいい。歩くと、踊り場で感じるほどふくらみによるスロープ感はなく、お年寄りにも大きな負担にはならないはずです。 むしろ、橋の上を歩いている、というような心地よい歩行感があります。歩道橋にはよけいなシールドがないので、眺めはまあまあ。 周辺の景観が、建設当初のままであれば最高だったでしょう...。
(写真/レポート:堀本光則)
(*1)作品集の当時の写真と比べてみて下さい。
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